Atelier cache-cache Blog

2020/05/18 01:11

今日は「たられば」について書こうと思います。
私が英語で物を考えるときに、基本…「たられば」はない。
いい悪いは別として、日本人はとても「たられば」が多い。
いつも「たられば」と共存しているように思う。慎重の現れからか、
最悪のことを想定していざという時の選択肢としてストックしている気がする。
英語を話すときにこれがどうも厄介になる。Devate(ディベート)で
キャッチボールのように言葉を投げかけるシーンがよくあるけれど、
日本人の反応が一歩遅く感じるのはこの「たられば」が邪魔をするから。
応える前に一瞬考え込んでしまうという人も少なくないと思う。

英語を話すときはYes/Noのストレートな反応と、自分がどう考えているかという
意見が大切。迷っていての無反応や、意見のない態度は相手にこちらを理解して
もらいにくく話が続かない。少なくとも英語を習得できるまでの間は、極力ストレートに
かつシンプルに会話を投げかける訓練をしたいものです。

ただ、ある意味日本人のそのような選択肢のストックは、想像力が豊かで色々なことを
一気に考え、感じられるという証拠。相手のことを思いすぎるほどに気がつく繊細さがある
とも言えると思います。
日本人の感覚で、常に「たられば」を別のストックルームにしまっておいて、英会話でその
「たられば」を臨機応変にうまく扱えるようになった時、日本語が生み出す"最強の英語"が
生まれるのでは?と思います。

If I was a cat ...??
If she had a white octopus,,,  a black squid ...???